児島藩(こじまはん)は、岡山藩の支藩であり、江戸時代前期のわずかな期間に備前国に存在した藩である。藩庁は児島陣屋。藩主家は外様大名の池田氏。石高は2万石。現在の岡山県倉敷市児島に存在した。
慶安元年(1648年)3月、備前国岡山藩主・池田光政の弟である池田恒元は、光政から備前国児島に2万石を与えられて児島藩を立藩した。
慶安2年(1649年)10月、恒元は1万石加増の上で播磨国宍粟郡3万石の山崎藩に移封され、児島藩は2年足らずで廃藩となった。
池田家 - 外様 2万5000石