光泉寺 (瑞穂市)
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光泉寺(こうせんじ)は、岐阜県瑞穂市別府467-1に存在する寺院である。
概要[編集]
平安時代に入ろうとする8世紀末の延暦年間に、出羽国の豪族・大口大領が都で作らせた十一面観音像を2体持って帰国する途中、杭瀬川のほとりに来た時にお告げを受け、大領はそのお告げに従い、一体を谷汲山に、もう一体を大野郡川崎の森に納めて去ったという。
その後、源平合戦の時代になると、源氏の武将である岡部忠澄が母の郷里である別府に観音堂を立て、川崎の森に埋められていた観音像をここに移したが、これは現在に伝わる光泉寺観音堂の本尊とされている。像は171センチ、一木造の立像で、鎌倉時代の作品と見られており岐阜県の文化財に指定されている。