佐太天神宮
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佐太天神宮(さだてんじんぐう)とは、大阪府守口市佐太中町7丁目16-25に存在する神社である。
概要[編集]
寝屋川市との境にある神社で、ここはかの有名な菅原道真の所領であった。道真は藤原氏との権力争いで讒言されて大宰府に下る際、ここで舟をつないだといわれている。後に天暦年間(947年から957年)に道真すなわち菅公を慕って祠を建立したのがこの神社の起源といわれる。なお、江戸時代には天神の浜といわれる荷舟の発着場があった。
現在の社殿は江戸時代初期に永井尚政・永井尚庸父子と淀屋辰五郎によって再建されたといわれている。社宝には天神縁起絵巻6巻、狩野探幽の絹本十一面観音画像、大阪府有形文化財の金梨子地塗糸巻太刀拵がある。