伊勢うどん
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伊勢うどん(いせうどん、伊勢饂飩)は、三重県伊勢市発祥のうどんである[1]。
概要[編集]
極太タイプの麺と少量の濃い目の汁(いわゆる焼鳥のタレを濃厚な出汁で割ったようなもの)が特徴[1]。
発祥は三百年以上前とされ、江戸時代初期にお伊勢詣りの参拝者にふるまったものだという。すぐに出せるように、常時茹でっぱなしにして、必要量をそのつど釜揚げするスタイルから、現在の形になったという。「茹で時間一時間以上」であるため、茹で麺を買ってくるのが便利であろう。
歴史[編集]
文献によると、内宮鳥居前町の橋本屋の七代目である小倉小兵が、それまでは味噌だまりで食べていたものに出汁汁を加えて伸ばし、うどん屋を開業したことに由来するという。
商標登録[編集]
2008年(平成20年)2月、特許庁の地域団体商標に登録[1]。商標登録番号は第5113864号[1]。地域団体商標の権利者は三重県製麺協同組合[1]。
関連項目[編集]
- ぶっかけうどん - 出汁は伊勢うどんより薄め。