仲邑菫
ナビゲーションに移動
検索に移動
仲邑 菫(なかむら すみれ、2009年3月2日 - )は、最年少の囲碁棋士(2019年4月1日より)である。父親は囲碁棋士の仲邑信也9段である。「英才特別採用推薦棋士」の第1号となった。10歳0ヶ月の囲碁プロは藤沢里菜四段(女流3冠)のもつ11歳6カ月の最年少記録を更新した。
経歴[編集]
- 2009年3月2日、東京都に生まれる。
- 2012年、3歳で囲碁を覚える。
- 2012年10月頃、3歳7カ月で囲碁大会に初出場する。
- 2014年、関西アマ女流囲碁名人戦Bクラスで優勝(5歳)。
- 2015年4月、小学1年生となり、大阪市内の小学校に通学。
- 2016年、小学2年生で少年少女囲碁大会に出場する。
- 2017年4月~12月、8歳で関西棋院の院生となる。
- 2018年4月、9歳で韓国に囲碁短期留学する。日本の院生にあたる韓国棋院研究生となりリーグ戦に出場。
- 2019年1月、採用制度「英才特別採用推薦棋士」の第1号として選出される[1][2]。内外の実績と将来性、並びに試験対局において英才特別採用推薦棋士にふさわしい資質と棋力が認められた。
- 2019年1月13日、大阪市此花区において最年少で一日警察署長となった[3]。
- 2019年1月23日、女流世界トップの崔精九段(当時22歳)と記念対局を行う[4]が敗れる。
- 2019年3月26日、「平成30年度合同表彰式」と合わせて、日本棋院で新入段者免状授与式が行われた[5]。
- 2019年4月~、日本棋院関西総本部に所属し、囲碁の最年少プロ棋士(10歳)となる。
囲碁名人による太鼓判[編集]
ナショナルチームコーチの張栩名人(当時38歳)は「9歳でこれだけの力は衝撃的だ。必ず世界で戦える棋士になると強く思う」と太鼓判を押す[6]。
今後の目標について、井山裕太先生みたいになりたいですと語る[6]。
天才になるには[編集]
3歳から自分から進んで、毎日7~9時間を囲碁の勉強に費やしたという[7]。韓国の囲碁道場で修行し、急速に伸び、プロレベルまで達した。
注・参考文献[編集]
- ↑ 英才特別採用推薦棋士採用者日本棋院、2019年01月05日
- ↑ 10歳 囲碁プロ誕生へ
- ↑ 最年少プロ棋士 仲邑菫さんが一日警察署長ABCニュース、2019年1月13日
- ↑ 9歳の仲邑菫さん、女流世界トップと対戦へ毎日新聞、2019年1月17日
- ↑ 囲碁最年少の仲邑菫新初段に免許皆伝産経新聞、2019年3月26日
- ↑ a b 仲邑菫さん「英才」制度で最年少10歳プロ囲碁棋士日刊スポーツ、2019年1月6日
- ↑ 天才囲碁少女の仲邑菫さんNews ポスト、2019年01月24日