二子城
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二子城(ふたごじょう)とは、現在の岩手県北上市二子町にかつて存在した日本の城である。現在は飛勢の森(とびせのもり)と呼ばれる公園となっている。
概要[編集]
当地を支配していた和賀氏の居城である。鎌倉時代初期に和賀氏の祖が現在の宮城県刈田郡から下向して築城し、それ以降およそ500年にわたって支配した。安土桃山時代の天正19年(1591年)に豊臣秀吉の命令によって和賀氏は取り潰され、その所領は南部信直に与えられ、二子城もこの際に廃城となった。
現在の城跡は北上川の清流を見下ろす景勝の地で、近くの白鳥館には紅白の花をつける「源平咲別の桃」がある。桜の美しい八幡高台、紅葉の美しい鐘ヶ淵などもあり、北上市民の憩いの場である。
アクセス[編集]
- 北上駅から車で20分。