二合田用水路(にごうだようすいろ)とは、福島県二本松市郭内に存在する用水路である。
江戸時代中期の元禄13年(1700年)に、和算学者の磯村文蔵の設計により引かれた用水路である。水源は安達太良山の中腹にあり、二本松城内までおよそ18キロで、清水を運んでいた。引水の目的は水田の灌漑、城の防備強化や衛生、防火などがあった。ただ、当時の江戸幕府は武家諸法度によって諸藩の城地改修などはあまり認めなかったので、この工事は幕府に内密で行われた可能性があるという。
なお、この用水路の建築をした文蔵の墓も二本松市内に存在する。
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