丸碧農業倉庫知立支庫

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丸碧農業倉庫知立支庫(まるへきのうぎょうそうこちりゅうしこ)は、愛知県知立市内幸町平田にある建築物(倉庫)。名鉄三河線三河知立駅の北側に面している。

地理[編集]

名鉄三河線三河知立駅の改札を出ると正面にある。広大な敷地に木造瓦屋根の建物が3棟あり、3棟の中央部は中庭となっている。

歴史[編集]

丸碧(まるへき)とは1915年(大正4年)に設立された碧海郡販売購買利用組合連合会のことであり、碧海郡で生産される米や鶏卵の共同販売を行っていた組合である[1]。知立支庫は三河鉄道知立駅(現在の名鉄三河線三河知立駅)の駅前にあり、21,700俵を保管できた[1]。丸碧農業倉庫知立支庫は農業倉庫としての役目を終えると、名古屋椅子工業の倉庫として使用された。

丸碧農業倉庫安城倉庫[編集]

丸碧は碧海郡安城町に拠点を置いており、国鉄東海道本線安城駅(現在のJR東海道本線安城駅)の駅前にも農業倉庫を有していた。安城駅南口にある安城市営駐輪場の南東には、新見南吉の巨大壁画が描かれた日本通運安城倉庫があるが、この付近に農業倉庫があった。

脚注[編集]

  1. a b 『写真でたどる知立 知立市制40周年記念企画展』知立市歴史民俗資料館、2010年、15ページ

参考文献[編集]

  • 『写真でたどる知立 知立市制40周年記念企画展』知立市歴史民俗資料館、2010年