不審船
ナビゲーションに移動
検索に移動
不審船 (ふしんせん) とは、不審な船舶のことを言うが、日本では北朝鮮の船を指すことが多い。
概要[編集]
日本では不審船と言えば北朝鮮の船のことを言うのが一般的となっているほど、不審船の大部分は北朝鮮の船である。北朝鮮の不審船の場合、主に日本海側の福井県・石川県・富山県・新潟県などの沿岸で目撃されることが多く沿岸部には「不審船に注意」と書かれた怪しげな看板が多数設置されている。目的は北朝鮮の工作員(スパイ)の日本への密入国や麻薬の密輸など多岐に渡る。この沿岸では過去には拉致も頻繁に発生しており、能登半島では夜になると異国の言葉を話す不審者も日常的にいたという[1]。
過去には、日本の海上保安庁が不審船を発見して追跡したが逃げられることもあった。
船の故障や悪天候により遭難した漁船、北朝鮮からの脱出(脱北)を目的とした亡命船、遺体を乗せていた難波船、無人であった難破船というケースもあった。