上杉将士書上
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上杉将士書上(うえすぎしょうしかきあげ)とは、戦国大名の上杉謙信に関する史料である。
概要[編集]
著者・成立年代[編集]
成立は慶長20年(1615年)で、著者は清野助次郎と井上隼人正で、この2人が書き置いたものである。これを寛文9年(1669年)に『続本朝通鑑』編纂に際し、大老の酒井忠清を通じて江戸幕府に差し上げたものとされている。
正式名称は「上杉家将御尋に付書上」(うえすぎけのしょうをおたずねにつきかきあげ)。
内容[編集]
上杉謙信の家臣についての記録で、全1巻。
上杉二十五将を中心とする謙信の家臣の伝記。ただし25人のうち21人のみで、25将外と特記するものもあり、逸話を細かく記したりしている。ただ、これらは量はそこまで多くなく、むしろ後代史料のためか、子孫の関係について詳しく書いている。