ロシア兵墓地 (泉大津市)

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ロシア兵墓地(ロシアへいぼち)とは、大阪府泉大津市春日町19−13に存在する墓地である。

概要[編集]

明治37年(1904年)から開始された日露戦争において、日本軍の捕虜として連行されたロシア兵の収容所の中でも、この地にある収容所は最大のものであったといわれている。高石の海岸に造られ、最も多い時では2万8000人を超える捕虜が収容されていたとされている。

その捕虜の中でも祖国に帰ることなく日本で病死した者がおり、そのようなロシア兵捕虜らは地元の住民が自らの墓地およそ600平方メートルを提供して墓を作ったといわれ、現在では89基の墓石が立ち並んでいる。

アクセス[編集]