ルッジェロ・デオダート
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ルッジェロ・デオダート(Ruggero Deodato, 1939年5月7日 - 2022年12月29日)は、イタリアの映画監督。別名はロジャー・デオダート(Roger Deodato)、ロジャー・ロックフェラー(Roger Rockefeller)。
経歴[編集]
バジリカータ州ポテンツァ生まれ。幼少期にローマ郊外に移住。7歳のときにデンマークに移住し、小さなオーケストラでピアノを演奏した。帰国後はローマ郊外で育った。ロベルト・ロッセリーニの息子と親しかった縁で撮影所に出入りし、1958年から1967年にかけてアンソニー・M・ドーソン(アントニオ・マルゲリーティ)、リッカルド・フレーダ、ジョゼフ・ロージーの第2班監督を務めた。セルジオ・コルブッチ監督の『続・荒野の用心棒』(1966年)で助監督を務め、60年代後半からコメディ、ミュージカル、スリラーなど様々な娯楽映画を手掛ける職人監督として活動した。1971年から1975年にかけてテレビドラマやテレビCMを監督したが、1976年にマルク・ポレルとレイ・ラブロック主演のポリツィオテスキ『バニシング』で映画界に復帰した。1977年にウンベルト・レンツィ監督の『怪奇!魔境の裸族』(1973年)の影響を受けて、メ・メ・レイ主演の食人映画『カニバル』を監督した。1980年に『食人族』を監督し、世界中に論争を巻き起こした。同年にウェス・クレイヴン監督の『鮮血の美学』(1972年)をリメイクした『真夜中の狂気』を監督した。その後、アクション映画やホラー映画を監督した。
イーライ・ロス監督の『ホステル2』(2007年)に人喰いイタリア人として出演した。
2022年12月29日、ローマで肺炎、腎不全、肝不全の合併症のため83歳で死去した。
日本でソフト化された作品[編集]
DVD[編集]
- バニシング(1976)
- カニバル(1977)
- 食人族(1980)
- 真夜中の狂気(1980)
- ザ・インフェルノ LAST NIGHT(2016)
VHS止まり[編集]
- 裸の女豹/ガンガラ(1967)
- 電撃!秘宝強奪指令/地獄のシンジケート(1968)
- 女戦士ゼナベル(1969)
- フィーリング・ラブ(1978)
- コンコルド(1979)
- サバイバル・ショット/恐怖からの脱出(1985)
- ブラディ・キャンプ/皆殺しの森(1986)
- 快傑ローン・ランナー(1986)
- グレート・バーバリアン(1987)
- ヘルバランス(1988)
- ダイヤル・ヘルプ(1988)