メガロドン

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メガロドン
分類
動物界
脊索動物門
軟骨魚綱
ネズミサメ目
オトドゥス科
オトドゥス属
メガロドン
名称
学名Otodus megalodon
(Agassiz, 1835)
和名ムカシホホジロザメ
英名Megalodon
保全状況

メガロドンとは、古代ザメの一種である。

形状[編集]

一般的にはホホジロザメから推測された外見図が知られている。

ジンベイザメウバザメに似た体形であったとする説もある。

大きさ[編集]

メガロドンの大きさには色々な説が提唱されている。

サメの骨は、柔らかい軟骨の為、化石に残るのは歯だけである。このせいで全長を推測するのが困難になっている。

これまでに提唱された中で一番長い測定値は14.2~20.3mである。

2015年の研究では、成体や幼体を含む544本のメガロドンの歯から計算した所、平均全長は10.5mであった。

絶滅[編集]

シャチによる捕食説
シャチはサメやクジラを食べる事で知られており、メガロドンも捕食の対象になったのではないかという説。
ホホジロザメなどとの競合説
大きい餌となる魚がいなくなり、ホホジロザメとの生存競争に負けたという説。

分類と名称[編集]

メガロドン」という名前は、種小名に由来する。これは古代ギリシャ語の『μεγάλος』(megálos、大きい)と『ὀδών』(odṓ、歯)の合成語、つまり「大きい歯」という意味である。

和名として「ムカシホホジロザメ (昔頬白鮫)」というのもある。

スイスの博物学者ルイ・アガシは、1833年から1843年に発表した『Recherches sur les poissons fossiles(化石の魚に関する研究)』内で、メガロドンを新種記載した。

アガシがメガロドンと命名したのは1835年であり、ホホジロザメと同じ属と考え、‘‘Carcharias megalodon’’との学名を与えた。1832年にもこの名を使っているが、標本を指定していなかったため、正式に命名されたのは1835年となる。