ウバザメ
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ウバザメとは、ネズミザメ目ウバザメ科に分類されるサメの一種である。
概要[編集]
全長12mで、ジンベエザメに次いで二番目に大きくなる魚類である。鰓孔は喉から背中まである。
最大体重は4トン強。
体色は濃い灰色で、薄い部分と濃い部分が存在し、縦筋になる傾向がある。腹面に白色の斑点がある。
上顎に9列、下顎に6列の歯がある。
生態[編集]
世界の温帯・寒帯海域に生息しており、日本では北九州・房総半島以北で見られる。
サメの中では、3種しかいないプランクトン食性のサメである。
卵巣の形状から卵胎生とされる。
性成熟に達するのは少なくとも生後3年目である。メスは初夏の間、沿岸の表層水域で受胎する。
人間との関係[編集]
20世紀には、肝油や皮を目的に乱獲されていた。
肝臓中には化粧品の材料になるスクアレンが含まれる。
ニュージランド沖で死体が引き上げられたニューネッシーの正体は、ウバザメであるとされる。
よくいかがでしたブログやYouTubeでなどで、メガマウスとしてウバザメの写真が使われることも多い。
名称[編集]
歯がない無い様に見える点と、鰓孔がシワに見える事から、「ウバザメ (姥鮫)」と命名された。
愚鈍に見えるという理由で「バカザメ」、幼時はふんが尖る事から「テングザメ」という別名もある。テングザメはミツクリザメの別名でもある。英名は「