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ムスタンスィル
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ムスタンスィル(1192年 - 1242年12月5日)は、アッバース朝の第36代のカリフ(在位1226年 - 1242年)。
生涯[編集]
第35代カリフ・ザーヒルの子[1]。1226年、父の死去により即位する。敬虔なカリフでモスクや宗教教育機関としてマドラサを多く建設したり、宿泊施設を多く建設して交易を促進した[1]。
しかし治世初期はチンギス・ハーンに追われてホラズム・シャー朝の再興を目指すジャラールッディーン・メングベルディーのゲリラ活動に悩まされ、後半期はモンゴル帝国の侵略に苦しんだ。モンゴル戦争に対してジハードを宣言するが、1242年に死去した。享年51。跡を子のムスタアスィムが継いだ。
脚注[編集]
- ↑ 以下の位置に戻る: a b 小和田『世界帝王事典』P93