ザーヒル(1175年 - 1226年7月10日)は、アッバース朝の第35代カリフ(在位: 1225年 - 1226年)[1]。
第34代カリフ・ナースィル・リ・ディーニッラーの子[1]。1225年に父が死去したため、跡を継ぐ[1]。ティグリス川にかかる橋の建設や火事で焼失した聖廟の再建を実施する[1]。
1226年に死去。享年52。跡を子のムスタンスィルが継いだ。在位はわずか9か月に過ぎなかった[1]。