ムスタディー(1142年 - 1180年3月30日)は、アッバース朝の第33代カリフ(在位: 1170年 - 1180年)[1]。
第32代カリフ・ムスタンジドの子[1]。1170年に父がクーデターで殺害されたため跡を継ぐ。父と敵対していた宰相を登用したり、アイユーブ朝のサラディンからスルタンとしての承認を求められて、了承している[1]。
1180年に死去。享年39。跡を子のナースィル・リ・ディーニッラーが継いだ。