サラディン
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サラディン (1137年 - 1193)とは中世のイスラム圏を治めていた王である。
概要[編集]
クルド人の代官の息子としてティクリートで生まれる。
1187年、十字軍に支配されていたエルサレムを奪還。それに対してヨーロッパからは、英、仏、独を中心とした最強の第三次十字軍が送られてくるが、サラディンは第三次十字軍との和平を締結する。
捕虜を放免し、敵の病院が存続することを認め、キリスト教徒がエルサレムに巡礼することを許すなど、寛大な政策を取った。
イスラム圏だけからでなく、欧米からも評価の高い人物である。
イラクの元大統領、サダム・フセインはサラディンをとても尊敬していたという。