ベルナール・タピ
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ベルナール・タピ(Bernard Tapie, 1943年1月26日 - 2021年10月3日)は、フランスの実業家、政治家、俳優。フランスサッカー1部リーグ(リーグ・アン) オリンピック・マルセイユ元会長。
来歴[編集]
ナチス・ドイツ支配下のフランス・パリにおいて庶民家庭に生まれる。経営難の企業買収で一躍著名人となり、1989年に国民議会国民議会(下院)の議員として当選。1990年代にフランソワ・ミッテラン政権で都市問題相を務め、社会階層を超えた成功者の象徴として知られるようになった。
1986年から1994年まで強豪・マルセイユの会長を務め、1993年に欧州チャンピオンズリーグを制覇。しかし相手チーム選手を買収したとされる八百長事件で1995年に実刑判決を食らったことから、その権威は大きく傷つき、フランスのサッカー連盟からは永久活動停止処分に処された。スポーツ用品大手アディダス株売買に絡む大手銀行との係争は死ぬまで続いている。
晩年は胃癌に悩まされていたとされており、2021年10月3日に胃癌により、パリの自宅で死去した。78歳没。