ベクトル

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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ベクトルとは、「向き」と「大きさ」を同時に考える事物の事である。例えば、風向風速を用いて表す風や、方向と大きさを用いて表す力は、ベクトルの代表例である。そのほか、「東京大阪市から東北東に400kmの場所に位置する」というようなときの「東北東に400km」も、ベクトルであると言える。ベクトルでは、位置は考えない。例えば、「風速10mの北風」が東京で吹こうが大阪で吹こうが、それは同じものとみなす。ベクトルに対し、「大きさ」しか考えないもののことをスカラーという。

表記[編集]

ベクトルは、矢印で表すことができる。矢印の矢羽根の向いている方向が「向き」、矢印の長さが「大きさ」である。点Aから点Bに向かうベクトルを、「線分AB」と区別するために、上に矢印を付して「」または太字で「」と表す。また、がある際に、=の様にして、ベクトルの和や差を定めることができる。