ファンタシースターオンライン2

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ファンタシースターオンライン2とは、セガが提供しているオンラインゲーム。略称はPSO2

概要[編集]

ファンタシースターシリーズの一つであるものの、基本用語などを除いて直接的なストーリーのつながりはない。そのため、過去作であるファンタシースターオンラインファンタシースターユニバースをプレイしていなくとも問題が無いようになっている。[注 1] 。基本プレイは無料である。課金要素としてはコスチュームや武器の見た目が変わるアバターアイテムがメインであり、そのほか経験値やレアアイテムの取得率が上がるブーストアイテムがメインである。ステータスや強力な武器など、アクションプレイに直接係わる課金要素がないため、本ゲームにおける廃課金勢は主にアバターアイテム目当てか、そのアイテムを売って武器強化などの金策に充てるものがほとんどである。

動作環境[編集]

結構なマルチプラットフォーム

対応プラットフォームはPC版を始めプレイステーションPS4PS5、2020年まではPSVitaも)、Nintendo Switch(クラウド版)に対応している。なお、PSplusやNintendoSwitchOnlineに加入せずともオンラインプレイが可能

登場武器[編集]

近接武器の種類が多いが、アサルトライフルが安定して強い気がする。ある程度連射に制限は掛かるが残弾数の概念が無く、比較的撃ちまくれる状態。トリガーハッピーかもしれない。 なお、ツインマシンガンは射撃武器に見せかけた近接武器である。トンファーキック

印象的なキャラ[編集]

クォーツ・ドラゴン[編集]

水晶戦闘機をモチーフにしたような、綺麗で強いボスキャラ。結構強かった印象があったが、ストーリーを進めると、かわいい声で喋る個体が登場したりする。ギャップ萌えである。

アクション[編集]

通常攻撃とフォトンアーツ(PA)を駆使し、エネミーと戦う3Dアクションゲームである。選択したクラス(職)により、扱う事の出来る能力が明確に分かれており、同じ武器でも違う動きになるなど多彩なアクションが可能になっている。NGSにおいてはダッシュやフォトングライドなどの移動系のアクションも追加され、より高さを意識したアクションが可能になっている。

BGM[編集]

過去作のファンタシースターオンライン同様にフィールド上において、状況に合わせてシームレスにBGMが切り替わる仕様になっている。緊急クエストの一つである「採掘基地防衛戦」においては進行WAVEや防衛対象の耐久値、味方の強力な兵器である「A.I.S」の稼働などにより細かく曲のチューンが変わる。また、ゲーム内においてライブが実施されることがあり、ゲーム内のNPCだけでなく、コラボキャラクター(初音ミクペルソナの結城理など)、実在の人物(歌うSEGA社員こと光吉猛修演歌歌手小林幸子)等がライブ出演していた。

NEW GENESIS[編集]

  • 大規模アップデートとして2021年6月9日より正式サービス開始。
  • ハイスペックPCのスペックを持て余す事なく遊べる仕様に変更された模様。細かく設定ON/OFFできるので冷却性能とも相談しながらパフォーマンスを調整できる。
  • キャラクタークリエイト時は性別の概念が無くなっているので、トランスジェンダーでも抵抗無く始められる…かもしれない。
  • PSO2から引き継いだキャラクターでも滑空できたりとモーションが変わってる点があるので、今まで見たこと無い表情を見せるのが結構新鮮。

その他[編集]

  • 2020年
    • 7月24日 - 「Xbox Games Showcase」にて「PHANTASY STAR ONLINE 2 NEW GENESIS」なる新作が2021年に登場予定と発表された。グラフィックエンジンのリニューアルといった大幅な改良が予定されている模様。
    • 9月16日 - PS Vita版へのサービスが終了した。理由としてはPS Vitaの国内出荷が2019年3月1日に停止したためな模様。同じデータで他のプラットフォームで遊ぶ事は引き続き可能。
  • 2021年
    • 6月9日 - 「PHANTASY STAR ONLINE 2 NEW GENESIS」が正式サービス開始。

トラブル[編集]

HDDバースト事件(追憶のHDDバースト)
2013年9月4日のアップデートにおいて、アップデートプログラムの不具合でインストール先ドライブのデータが消える現象が発生した。そのため、OSと同じドライブにPSO2をインストールしていた場合起動不可になるなどの症状が発生、セガは対象者に5000円相当の金券かゲーム内通貨で10000ACによる対応を発表した。ゲーム内においてPSEバーストと呼ばれる現象があり、それをもじってHDDバースト、同アップデートの名前が「追憶の熱砂」だったことから「追憶のHDDバースト事件」とも呼ばれる。
DDoS攻撃
2014年6月19~7月16日にかけて、大規模なDDoS攻撃を受けた。

6月19日の夜には第三者からの攻撃によるものと発表され、サービスが一時停止された。これを受けてSEGAは対策の強化と警察への被害届を提出。なお、DDoSがゲーム内に登場するNPC「ドゥドゥ(Dodo)」に語感が似ていることからDoDoS攻撃などと言われたこともある。

SecureOTP不具合
セキュリティ強化として導入していたワンタイムパスワードのSecureOTPであるが、トラブルが続出。Google認証を新たに導入し、SecureOTPの対応を打ち切った。なお、SecureOTPは他のオンラインゲームで使用されていることもあったが、やはり不具合があったため別の認証方式に順次変更している。
犯行予告
2015年11月に開催されていた「シンパシー2015」において2ちゃんねるに爆破予告とみられる書き込みがあった。

つづいて2017年にもスイーツパラダイスで開催されていたアークスカフェの爆破予告がTwitterに投稿された。

NGS正式サービスイン延期
今までで最大のアップデートとなるため、メンテ開始時刻を1日前倒しし、時間をかけてアップデートを行うとされていた。なお、プレイヤーからはメンテバースト(メンテナンスの延長をゲーム内のPSEバーストとかけたもの)の発生が予想されており、案の定メンテナンスは延長。その後終了予定時間が発表されるものの再度延長(メンテバースト ワンモア)され、翌日になってから正式なサービスインとなった。なおこの後もメンテ関係の不具合は多く、メンテバーストで済まずにメンテ明けから重大な不具合による緊急メンテナンスがしばしばみられている。スタッフ不足によるチェック体制不備もプレイヤーより指摘されているが、真相は神の味噌汁

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. もっとも、過去作からのリメイク武器・コスチュームや過去作のキャラが出演する外伝的イベントが存在するほか、BGMなどに過去作のアレンジやモチーフが多用されている