ピザトースト
ピザトーストとは、食パンの上にピザソースとチーズ、その他の具を載せて焼いたトーストである。
本ページでは、パン生地の上にピザソースとチーズ、その他の具を載せて焼くピザパンについても記述する。
概要[編集]
ピザトーストの発祥は東京都千代田区有楽町に店を構える「紅鹿舎」[1]。イタリアのピザを日本の材料でなんとか代用した食べ物ができないかと考えたのがきっかけであるという。
また、具としてはピザに出てくる具などもあればない具が出てくることもあり、多彩である。ピザといえばトマトが思いだされるが、トマトと同じくナス科であるジャガイモは存外に合う。それを考えると、ナスやピーマンなども合うはずだが、ジャガイモと違って「あらかじめ加熱しておく」という手が使えないので加温の時間などが悩みどころではある。べつに店舗で提供するのでなければさほど気にする必要はないので過程では適当でよいのだが。ともあれ、食パンとトマトソースとチーズがあればなんとかなる(あれば繊切りキャベツもいい。どれもコンビニで買える)わけで、あとはバジルと(タバスコのような)チリソースがあれば恰好はつく。大蒜やマヨネーズも合うが、そこは各人の好みであるため言及は避ける。
「真正ナポリピッツァ協会」のホームページによれば、「ナポリピッツァは小麦が焼けたパンの香りを愉しむものである」そうなので、志向としてはまったく間違ってはいない。ただし、いろいろ試した結果として高島秋帆や江川坦庵(どちらも日本の「パン祖」とされる)を経てナポリピッツァと合流してしまうかもしれないので、「日本の食パン」「トースト」という軸足はブレさせないのが正解かもしれない。なんにせよ「前もって具材を載せて冷凍保存しておけばオーブントースターで焼くだけで手間いらず」という利便性と現代性がピザトーストの強みでもあるのだから。
昨今、ベーカリーでは、食パンではなくパン生地を使用した細長の「ピザパン」も定番になっている。