パラリンピック
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パラリンピック (英:Paralympic Games) は、身体、知的、並びに視覚の各障害者が参加する世界規模のスポーツ大会。4年に1回、近代オリンピックの後に同じ都市で開催される。
概要[編集]
1948年、ロンドンで開催されたストーク・マンデビル競技大会が起源とされ、1964年に東京で開催された第13回ストーク・マンデビル競技大会で初めて現在の「パラリンピック」の名称が使われた。この当時は車いす競技のみだった。ただこの当時「パラリンピック」の名称はあくまで愛称にすぎなかったが、1988年のソウル大会からは「パラリンピック」が正式な名称となった。
かつては1964年東京大会を除き、オリンピックとは別の都市で開催されていた[1]が、夏季は1988年のソウル大会、冬季は1992年のアルベールビル大会から同じ都市でオリンピック開幕の約1ヶ月後に開催されている。
2000年代に入ってから、オリンピックと一体的な大会運営を実施している。
シンボルマーク[編集]
現在使われているシンボルマークは2004年アテネパラリンピックの閉会式でお披露目され、2019年に改訂された。左から赤・青・緑の3本の曲線により構成されるもので、スリーアギトス[2]とも呼ばれている。
なおパラリンピックのシンボルマークはソウル大会から用いられるようになり、最初はオリンピックと同じ青・黄・黒・緑・赤の5色による太極 (まが玉形) のシンボルマークが使われていたが、後にオリンピックシンボルと区別するため緑・赤・青の3色の太極のシンボルマークに変更された。現在のスリーアギトスは3代目 (2019年の改訂後のものは4代目) にあたる。
実施競技[編集]
大まかな競技は下記の通りだが、障害の程度に応じてクラスが細分化されている。
夏季大会[編集]
- 陸上競技
- 競泳
- 車いすテニス
- 車いすバスケットボール
- 車いすラグビー
- 5人制サッカー (ブラインドサッカー)
- ゴールボール
- ボッチャ
- 柔道
- 馬術
- 車いすフェンシング
- シッティングバレーボール
- 自転車競技
- パワーリフティング
- バドミントン
- トライアスロン
- テコンドー