馬術

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馬術(ばじゅつ)とは、に乗ってそれを操る技術、またはスポーツである。

概要[編集]

現代の馬術はユーラシア大陸の草原地帯の民族の間で発達し、後に欧州貴族のたしなみとなったブリティッシュ馬術、西部開拓時代のカウボーイから発達したウェスタン馬術に大別される。

日本にも独自の和式馬術があったが関ヶ原の戦い以降戦乱のない静かな世になった上、明治政府は洋式馬術を採用。これによって和式馬術はほぼ廃れてしまい、時代劇での乗馬シーンの大半は洋式馬術で撮影されている。現代も残る和式馬術は流鏑馬犬追物といったものに限られている。

馬術はスポーツの一種として大会も広く行われている他、趣味として乗馬クラブに通って習得することもできる。オリンピックでも馬術競技が行われている。なお馬産地に近い高校を中心に部活動として馬術部が存在するところもある。馬術部を有する学校では校内で馬を飼育している。

馬術競技馬[編集]

馬術競技に用いられる馬はアングロアラブセルフランセクォーターホース、日本乗系種等の他、サラブレッドもいる。

サラブレッドの種牡馬でも馬体の柔らかさから馬術競技方面で産駒が人気になったトウカイテイオーの例もある。