バハラーム5世
ナビゲーションに移動
検索に移動
バハラーム5世(Bahram Ⅴ、406年 - 438年)は、サーサーン朝ペルシア帝国の第18代君主(在位:420年 - 438年)。
生涯[編集]
父は第15代君主のヤズデギルド1世。第16代君主のシャープール4世の兄弟[1]。第17代君主のホスローの後を受けて420年に即位する。父と異なってキリスト教徒への弾圧・迫害を繰り返した上、東ローマ帝国にキリスト教徒の引き渡しを要求したりしたので東ローマ帝国と交戦することになる[1]。しかし東ローマ帝国に押されてしまい、412年に東ローマ帝国と和平条約を締結して国内におけるキリスト教の信仰の自由を認める代償として、サーサーン朝が北方の遊牧民から国を守るために設置したダルバンド防壁の防衛費用を東ローマ帝国に負担させるという条件を認めさせた[1]。
438年に崩御。享年33。跡を子のヤズデギルド2世が継いだ。