ネバド・デル・ルイス山
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ネバド・デル・ルイス山(スペイン語:Nevado del Ruiz)は、コロンビアにある火山。標高5399メートル。1845年と1985年の2回に渡って噴火しているが、いずれも高温噴出物により山頂氷雪を融解した土石流災害である。1845年の噴火では土石流・洪水により死者1,000名を数え、140年後の1985年11月13日の中規模軽石噴火では高温噴出物が山体斜面の万年雪を融解、土石流となって東麓を50キロメートル流下、麓のアルメロ町および近隣町に直撃し死者23,000名以上、負傷者5,485名、崩壊家屋5,680戸、被害者総数17万人という大災害を引き起こすに至った。1985年以降の噴火記録はない。