ニート

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ニート(NEET)とは、働かない者を指す言葉で、厚生労働省の定義では「15~34歳で、非労働力人口のうち、家事も通学もしていない者」を指す。

概要[編集]

語源は「Not in Education, Employment or Training」であり、直訳すると「就学・就労・職業訓練のいずれも行っていない」ことを指す。

無職者とは異なる。無職者のうち、求職も家事手伝いも、学校にも通っていない34歳未満の者としており、専業主婦や家事手伝いなどは含まれない。

尚、人によって意見は大きく分かれる。

ニート研究の日本の第一人者は、東京大学社会科学研究所玄田有史教授といわれ、著書に『ニート―フリーターでもなく失業者でもなく』がある[1]。ニートの増加は、単に怠け者ではなく、「就職氷河期」のような社会的背景が影響していると分析している。

さらに孤立無業者「SNEP」という新型の無業者がでてきている[2]

ネットでは[編集]

テレビ番組でニート代表としてインタビューを受けた人物が、かなり個性的な風貌をしており彼の発した応答「働いたら負けかなと思っている」とともに2ちゃんねるアスキーアート化されて大流行した。件の人物はその後警備員として働いている姿が目撃されている。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  1. 玄田有史、曲沼 美恵(2006)『ニート―フリーターでもなく失業者でもなく』幻冬舎
  2. ニート研究の第一人者が明かす新・孤立無業者「SNEP」NEWS POST、2013年10月17日