ニーダーバルニム鉄道

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ニーダーバルニム鉄道(ドイツ語:Niederbarnimer Eisenbahn AG 略称:NEB(エヌエーベー))とはベルリンに拠点を置き、ベルリンを中心とした地域のローカル線の輸送をする鉄道会社である。

概要[編集]

ニーダーバルニム鉄道 (以下NEB)は主にベルリンブランデンブルク東部のローカル線を運行している。運行距離は665㎞である。 一部の列車はポーランドまで足を延ばしている。 また輸送グループカプトレインドイツの一部である。

運営路線[編集]

NEBが運行する路線は全部で12系統設定されている。ただし、RB27号線は2つの系統に分かれているように見えるがカーロウ=フィヒテングルント線とその路線のバスドルフ駅から分岐するハイデクラウト線を同じ系統と定めている関係上、一つの系統というくくりになっている。

省エネ車両[編集]

NEBはディーゼル車を置き換えて二酸化炭素の排出を抑えることのできる省エネ車両の導入を始めている。

一部車両のハイブリッド化[編集]

NEBはパンタグラフ蓄電池の両方で走れるハイブリッド蓄電池であるシーメンス・ミレオ・プラスBを31台発注し2024年から使用が開始されている。 これは既存のディーゼル車の置き換えの他、燃料を年間約440万リットルを節約できる。 電化区間を走っているときに架線から蓄電池を充電して、非電化区間で蓄電池の電力で走行する。蓄電池を使用した場合、航続距離は最大で90㎞以上である。 これはJR東日本男鹿線烏山線JR九州若松線と同じ運転方式である。

燃料電池電車[編集]

2022年にNEBは7台のミレオ・プラスH[水素燃料電池]]をシーメンス・モビリティから発注した。2024年12月のダイヤ改正からRB27号線(ハイデクラウト線)で使用される予定である。

使用車両[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

公式サイト