合いの子
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合いの子(あいのこ)とは、混血を意味する言葉。同じ科であるが、異なった種族同士で生まれた子のこと。また、これが転じて、両方の特徴を持って生まれた物質のことである。
概要[編集]
単一生殖の生物とは異なり、雌雄の結合によって生殖する生物は各々の遺伝子に情報を持っており、異なる遺伝子が混ざり合って次の世代に受け継ぐ。
用例[編集]
いつから言われだした言葉かわからないが、明治時代に作られた和洋折衷船は「合いの子船」と呼ばれていた。文学作品では、1914年の夏目漱石の小説『こゝろ』などで使用例が見られる。
昭和初期に登場した鉄道省モハ52形電車と鉄道省モハ40形電車の特徴を備えた鉄道省モハ43形電車は「合いの子」と呼ばれていた。
差別語[編集]
差別語という指摘を受け、ハイブリッドという言葉に置き換えられたが、すると変な使い方をされてしまったということがある。