ティエリー・ミュグレー
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ティエリー・ミュグレー(Thierry Mugler(フランス語発音: [tjɛʁi myɡˈlɛʁ])、発音例[1]、1948年12月21日 - 2022年1月23日)は、フランスのアルザス地方、ストラスブール出身のファッションデザイナー、カメラマンだった。1966年から1967年までストラスブールのファインアートスクールで美術を学ぶ。
経歴[編集]
フランス東部のストラスブールで生まれる。少年の頃からバレエを開始し、その関係から20代になるとパリに移った。デザイナーとして次第に才能を現し、1974年に自分の名前を冠したブランドを創設した。これは深い襟ぐり、女性の曲線美を強調したデザインなどで注目され、1980年代のファッション界を支配した。また、ファッションショーを舞台芸術のように演出して、1984年には一般客が有料で観覧できる欧州初のショーをパリで開催し、東京でも同じショーを開催している。歌手のデビッド・ボウイやビヨンセらの衣装をデザインしたり、香水のブランドを立ち上げたりなど、活動分野は広かった。2010年にはキャバレーショーを手掛けて話題を呼んでいる。
2022年1月23日に病気により急死した。73歳没。死因や死去の場所などは不詳だが、病気で「急死」したとされている。