チョウセンザリガニ(Cambaroides similes)とは、十脚目アジアザリガニ科に分類されるザリガニの一種である。
朝鮮半島~中国のみ生息する固有種。小川などで見られる。
最大体長はメスが約3cmで、オスが約4cm。尾節の縁が丸い。
韓国では、環境変化や水質汚染の影響で数が減っている。移入されたアメリカザリガニとの競走も心配されている。
チョウセンザリガニは、Karl Koelbelが1892年に記載された。模式産地は韓国・耳幾道。
現在、模式標本の所在地は不明になっている。