ステファニー・グリシャム
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ステファニー・グリシャム(Stephanie Grisham、1977年 - )は、第30代大統領報道官(現職)である。サラ・ハッカビー・サンダースの後任として着任した。トランプ政権の政権移行チームのメンバーであった。ホワイトハウス全体の広報戦略を指揮する広報部長も兼務する。
概要[編集]
2007年にアリゾナ州の自動車協会の広報担当となった。その後、アリゾナ州司法長官のトム・ホーンの報道担当となる[1]。2012年にはミット・ロムニーの大統領選挙キャンペーンチームに加わった。2016年の大統領選挙では、トランプ陣営の報道担当となった。
その後、ホワイトハウスのショーン・スパイサー報道官の下で副報道官となり、2017年2月の安倍晋三首相と安倍昭恵夫人をフロリダ州の別荘に招待した際、政権内の調整役として活躍したことを評価して、メラニア大統領夫人は2017年にホワイトハウスの大統領夫人の報道官とした。
2018年、メラニア夫人が不法移民を収容する施設を訪問したとき、夫人のジャケット背中に「わたしには本当にどうでもいい、あなたは?」と書かれていたことが話題になったとき、ステファニー・グリシャムはただのジャケットだ、隠れたメッセージはないと言い放ったとされる[2]。
2019年6月25日、サラ・ハッカビー・サンダース報道官の後任として就任することが発表され[3][4]、2019年7月1日に着任した。メラニア夫人とトランプ大統領の「忠実な側近」「火消しの天才」とも言われる。
2019年7月の米朝会談では北朝鮮当局と「場外乱闘」が起き、ステファニー・グリシャム報道官が打撲傷を負ったと報道された[5]。
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- ↑ Stephanie Grisham: Melania Trump's spokeswoman named press secretary Stephanie GrishamThe Guardian、2019年6月25日
- ↑ 「どうでもいい」 トランプ夫人、移民訪問時のジャケットが波紋AFP、2018年6月22日
- ↑ 米大統領報道官にグリシャム氏 メラニア夫人の側近日本経済新聞、2019年6月26日
- ↑ 米大統領報道官に再び女性産経新聞、2019年6月26日
- ↑ Stephanie Grisham bruised in 'an all out brawl' with the North KoreansCNN、2019年7月1日