スイープトウショウ

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スイープトウショウ
品種サラブレッド
性別
毛色鹿毛
生誕2001年5月9日
死没2020年12月5日(19歳没)[1]
抹消日2007年11月23日
エンドスウィープ
タバサトウショウ
母の父ダンシングブレーヴ
生国日本国旗.png日本北海道静内町
生産トウショウ牧場
馬主トウショウ産業(株)
調教師渡辺栄栗東
鶴留明雄(栗東)
競走成績
タイトルJRA賞最優秀4歳以上牝馬(2005年)
生涯成績24戦8勝
獲得賞金7億4482万4000円
 
勝ち鞍
GI 秋華賞 2004年
GI 宝塚記念 2005年
GI エリザベス女王杯 2005年
GII 京都大賞典 2006年
GIII ファンタジーS 2003年
GIII チューリップ賞 2004年

スイープトウショウは、日本競走馬である。2005年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬

2005年のエリザベス女王杯では逃げるオースミハルカを上がり3ハロン33.2の末脚で並ぶ間もなく交わし去り、GI3勝目を挙げると同時に、スイープトウショウの末脚の凄まじさを強烈に印象付けた。しかし、2〜3歳時は出遅れ癖のおかげでなかなか勝ちきれない面を見せていた。古馬になってからは出遅れ癖は緩和されたものの調教やレース前の馬場入りを極端に嫌がる面は直らず、調教を開始しようにも数十分立ち止まって全く動こうとしないことも珍しくなかった。2005年の天皇賞(秋)では本場馬入場時に鞍上の池添謙一を乗せると全く動こうとしなくなったために池添を下ろし、返し馬を中止して係員がスタート地点まで引っ張っていくという珍事もあった。2007年秋頃には頑固さに更に磨きがかかり、調教を拒否し続けたために京都大賞典に出走できなかった。

池添自身も勝利騎手インタビューにて「スイープトウショウは能力は素晴らしいんですが、ちょっと性格に問題が…」と苦笑いで語っている。発走前には他の馬に騎乗する騎手に「ご迷惑をおかけします」と前もって言っていたこともある。また、引退レース後に周囲から「スイープトウショウの産駒に乗りたいか?」と質問されると「いや、どうかな」と苦笑いで答えている。

東京競馬場はスイープトウショウにとって鬼門であり、なぜか東京競馬場に来ると勝ちきれないことが多かった。

引退後は繁殖牝馬としてアグネスタキオンダイワメジャーディープスカイディープインパクトなど名だたる名種牡馬をつけられたが、2014年には気性難、金色の暴君の異名で知られたオルフェーヴルを配合。競馬ファンからは「オルフェーヴルとスイープトウショウの子の鞍上は池添確定」と冗談めかして言われていたが、産まれた子は気性難が酷すぎるあまり競走馬登録出来なかった。繋養されていたトウショウ牧場のスタッフいわく「馬鹿な犬のような性格」だったとのこと。

脚注[編集]