ジョージ・ビゾス(George Bizos、? - 2020年9月9日)は、南アフリカの弁護士。
ギリシャ出身。第2次世界大戦中に南アフリカに移住。この際の1941年に大学で法律を学んでいたネルソン・マンデラと知り合う。マンデラが1964年に反アパルトヘイト闘争を率いたことによる反逆罪に問われた裁判で、弁護団ンの一員としてマンデラの死刑判決の回避に尽力し、何とか終身刑に持ち込んだ。1990年にマンデラが釈放された後はアパルトヘイト撤廃による白人政権下の人権犯罪を調査する「真実委員会」に関与するなど、マンデラと親交は続いたという。
2020年9月9日、老衰のため自宅で死去した。92歳没。