ジョルジェ・サンパイオ

ジョルジェ・サンパイオ（Jorge Fernando Branco de Sampaio、1939年9月18日 - 2021年9月10日）は、ポルトガルの第三共和政第5代大統領（任期：1996年3月9日 - 2006年3月9日）。所属政党は社会党。

来歴

リスボンで生まれる。1974年のカーネーション革命によって長期にわたる独裁政治が終焉。その4年後に中道左派の社会党に入党し、1989年にリスボン市長に就任した。1996年に大統領に就任して2期10年務めた。ポルトガルの民主化を推進し、国連事務総長の結核防止担当特使を務めたことが評価され、国連が創設したマンデラ賞を2015年に受賞した。

2021年8月下旬に首都・リスボンの病院に呼吸困難のため入院し、9月10日に81歳で死去した。