シンデレラガール総選挙
シンデレラガール総選挙（シンデレラガールそうせんきょ）とは、ソーシャルゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』及び『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』の人気投票イベントである。この記事では2014年に開催されたアニバーサリーボイスアイドルオーディションと2020・21年に開催されたボイスアイドルオーディションについても記載している。
概要[編集]
第1回を除いて3月から5月の間に開催され、投票対象はモバマス・デレステに実装されている765プロアイドル[1]、876プロアイドル[1]、トレーナー姉妹、千川ちひろ、ジュリア[2]、最上静香[2]以外のシンデレラガールアイドル。
得票数1位に輝いたアイドルは称号［シンデレラガール］が与えられ、同名のSRカード実装や公式展開での活躍の場が与えられる。第2回以降は上位に入賞することで総選挙楽曲への参加権を得る事もでき、この時点で担当声優が未定であれば声優が決まる。また惜しくも上位圏内に入れなかったアイドルでも一定の人気が見込まれる場合、何かしらの優遇がある。
投票券はゲーム内で一定枚数を無料で獲得できるが、モバコインを使ってより多くの枚数を手にすることが出来る。
2018年開催の第7回からはアプリ『スターライトステージ』との共同開催になり、デレステオンリーのプレイヤーも投票に参加することが出来るようになった。デレステ内でも一定枚数は無料で獲得できるが、有償ジュエルを使ってより多くの枚数を手にすることが出来る。（上限はある）
2020年開催の第9回と2021年開催の第10回では『ボイスアイドルオーディション』が総選挙と同時開催された。こちらは担当声優が未定のアイドルのみが投票対象で、上位3名にボイスの実装及び新曲発表が確約されるというもの。
第10回総選挙を最後にモバマス・スターライトステージでの併催がなくなり、2022年から総選挙に関しては『Stage for Cinderella』というイベントにリニューアルされ、スターライトステージでのみ開催となる。
またモバマスが2023年3月30日を以てサービスを終える事も決定し、従来の形態での総選挙開催の可能性は低くなっている。
総選挙得票上位者の特典[編集]
前述の通り、第1位に輝いて［シンデレラガール］のSRカードを貰えるだけでなく、上位に入ると第2回からは総選挙得票上位者による楽曲が発表されるようになった。楽曲は第2回と9・10回は総合上位5名のみ、第3回から8回までは総合上位5名と各属性上位3名の2曲が発表された。
| 回数 | 属性上位3名 | 上位5名 |
|---|---|---|
| 第2回 | なし | 輝く世界の魔法 |
| 第3回 | We’re the friends! | メッセージ |
| 第4回 | Absolute NIne | つぼみ |
| 第5回 | Take me☆Take you | キミのそばでずっと |
| 第6回 | 恋が咲く季節 | always |
| 第7回 | Trust me | 君への詩 |
| 第8回 | 夢をのぞいたら | Sun! High! Gold! |
| 第9回 | なし | Never ends |
| 第10回 | なし | キセキの証 |
これまでの総選挙の歩み[編集]
結果を受けて新たに担当声優が決定したアイドルは、総選挙楽曲へ参加したアイドルのみを記載している。
第1回総選挙[編集]
- 開催期間 - 2012年7月18日～7月26日
- 投票対象人数 - 145名
- シンデレラガール - 十時愛梨（Pa）
初の総選挙は7月開催で、『シンデレラガール総選挙』では最も遅い開幕であった。
投票券は無料で2枚配布された他、有料ガチャを回すことで追加付与された。
第2回総選挙[編集]
- 開催期間 - 2013年4月25日～5月8日
- 投票対象人数 - 165名
- シンデレラガール - 神崎蘭子（Co）
- 結果を受けて新たに担当声優が決定したアイドル - アナスタシア（Co）
2013年4月10日に池袋で開催されたCD発売イベントで実施が発表された。
投票券は無料で3枚の配布に増え、上位5名でユニットを組んでのCDデビュー、上位5名に入ったアイドルが担当声優のいないアイドルであれば新たに担当声優が着く事が決まった。
第3回総選挙[編集]
- 開催期間 - 2014年3月31日～4月18日
- 投票対象人数 - 180名
- シンデレラガール - 渋谷凛（Co）
- 結果を受けて新たに担当声優が決定したアイドル - 鷺沢文香（Co）・姫川友紀（Pa）
2014年3月28日に実施を発表。
上位5名でユニットを組んでのCDデビューの他、各属性の上位3名合計9名のアイドルによる楽曲もリリースが今回から行われるようになった。
アニバーサリーボイスアイドルオーディション[編集]
2014年11月28日から12月10日まで実施された担当声優の居ないアイドル148名が対象の投票企画。後に総選挙と併催される形で行われたボイスアイドルオーディションとは異なり、1位に輝いたアイドルにのみ担当声優が着く他、得票状況が「クラスのアイドル」→「学園のアイドル」→「街のアイドル」→「メジャーのアイドル」→「日本のアイドル」→「世界のアイドル」という称号が付与される形で視覚化されていた。
この時1位に輝いたのは橘ありす（Co）だが、その後ちょっとした騒動が起きたのはまた別のお話。
第4回総選挙[編集]
- 開催期間 - 2015年3月31日～4月17日
- 投票対象人数 - 183名
- シンデレラガール - 塩見周子（Co）
- 結果を受けて新たに担当声優が決定したアイドル - 塩見周子（Co）・相葉夕美（Pa）・一ノ瀬志希（Cu）・向井拓海（Pa）
2015年3月29日に実施を発表。
歴代の総選挙で唯一、開催時点で担当声優がいないアイドルがシンデレラガールの栄冠に輝いた。
第5回総選挙[編集]
- 開催期間 - 2016年4月7日～5月9日
- 投票対象人数 - 183名
- シンデレラガール - 島村卯月（Cu）
- 結果を受けて新たに担当声優が決定したアイドル - 三船美優（Co）・森久保乃々（Co）・依田芳乃（Pa）・佐藤心（Pa）
2016年4月5日に実施を発表。
投票期間がおよそ1ヶ月に伸び、以後の総選挙も投票期間はおよそ1ヶ月が基本となった。無料でも手に入る投票券の枚数が大幅に増やされた一方、有料ガチャを回すことでの追加付与分に対して上限が設けられた。
第6回総選挙[編集]
- 開催期間 - 2017年4月10日～5月9日
- 投票対象人数 - 183名
- シンデレラガール - 高垣楓（Co）
- 結果を受けて新たに担当声優が決定したアイドル - 藤原肇（Co）・荒木比奈（Co）・喜多見柚（Pa）・村上巴（Pa）・関裕美（Cu）
2017年4月7日に実施を発表。
第7回総選挙[編集]
- 開催期間 - 2018年4月10日～5月9日
- 投票対象人数 - 183名
- シンデレラガール - 安部菜々（Cu）
- 結果を受けて新たに担当声優が決定したアイドル - 鷹富士茄子（Co）・南条光（Pa）・喜多日菜子（Pa）
2018年4月6日に実施を発表。
今回よりアプリ『スターライトステージ』でも投票が可能になった。
第8回総選挙[編集]
- 開催期間 - 2019年4月16日～5月14日
- 投票対象人数 - 190名
- シンデレラガール - 本田未央（Pa）
- 結果を受けて新たに担当声優が決定したアイドル - 夢見りあむ（Pa）・遊佐こずえ（Cu）・佐城雪美（Co）・ナターリア（Pa）
2019年4月11日に実施を発表。
2018年末から追加された新アイドル7人が今回から投票対象になり、4年ぶりに投票対象人数が増加。更にシンデレラガールの栄冠に第1回以来7年ぶりにパッション属性のアイドルが輝いた。
第9回総選挙[編集]
- 開催期間 - 2020年4月17日～5月15日
- 投票対象人数 - 190名
- シンデレラガール - 北条加蓮（Co）
- 結果を受けて新たに担当声優が決定したアイドル - なし
- ボイスアイドルオーディション上位3名 - 辻野あかり（Cu）・砂塚あきら（Co）・桐生つかさ（Co）
2020年2月16日に実施を発表し、4月13日に詳細を発表。
今回は担当声優の居ないアイドルのみが投票対象の『ボイスアイドルオーディション』（VIA）が併催された結果、総選挙楽曲の対象となる総合上位5名に担当声優の居ないアイドルがランクインしなかった。これは各属性上位3名も同様である。
またVIA上位3名による楽曲が発表されることになったためか、各属性上位3名による楽曲は今回から制作されていない。
第10回総選挙[編集]
- 開催期間 - 2021年4月19日～5月16日
- 投票対象人数 - 190名
- シンデレラガール - 鷺沢文香（Co）
- 結果を受けて新たに担当声優が決定したアイドル - なし
- ボイスアイドルオーディション上位3名 - 浅利七海（Co）・西園寺琴歌（Cu）・八神マキノ（Co）
2021年3月18日に実施を発表。
今回も『ボイスアイドルオーディション』が行われ、浅利七海、西園寺琴歌、八神マキノの3名に新たに担当声優が着いた。この結果を受け、この3人のユニット名を『ナマコ』、楽曲のタイトルを『大漁！どやふんす度し難音頭』と予想する者も出た。
翌2022年から総選挙は『Stage for Cinderella』へとリニューアルされ、従来の形式での開催はここで一旦一区切りとなった。そして2023年3月を以てモバマスのサービスが終了することになり、従来形式の総選挙に戻るかは不透明になった。
脚注[編集]