サ行変格活用

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サ行変格活用(さぎょうへんかくかつよう)は、日本語動詞活用の一種。略称「サ変」(さへん)。

概要[編集]

「変格活用」の名の通り、口語では「する」の1単語のみ、文語では「す」「おはす」の2単語のみの特殊な活用である。ただし、「作業する」「発する」「信ずる」などの複合動詞もサ変となる。なお、後者の「おはす」は古典でのみ使われる。

活用[編集]

口語
活用形 活用語尾 (主な接続)
未然形

(ない)
(ず)
(れる)
連用形 (ます)
終止形 する (。)
連用形 する (とき)
仮定形 すれ (ば)
命令形 しろ・せよ (。)
文語
活用形 活用語尾 (主な接続)
未然形 (ず)
連用形 (けり)
終止形 (。)
連用形 する (とき)
已然形 すれ (ば)
命令形 せよ (。)
活用の一覧
基本 五段活用 - 上一段活用 - 下一段活用
変格活用(古典のみ含む) サ行変格活用 - カ行変格活用 - ナ行変格活用 - ラ行変格活用
古典のみ 四段活用 - 上二段活用 - 下二段活用
ネタ性の高いもの バ行変格活用