カ行変格活用

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

カ行変格活用」(かぎょうへんかくかつよう)は、日本語動詞活用の一種。略称「カ変」(かへん)。

概要[編集]

「変格活用」の名の通り、口語では「来る」、文語では「来(く)」の1単語のみの特殊な活用である。ただし、「迫り来る」などの複合動詞もカ変となる。

活用[編集]

口語
活用形 活用語尾 (主な接続)
未然形 (ない)
連用形 (ます)
終止形 くる (。)
連用形 くる (とき)
仮定形 くれ (ば)
命令形 こい (。)
文語
活用形 活用語尾 (主な接続)
未然形 (ず)
連用形 (けり)
終止形 (。)
連用形 くる (とき)
已然形 くれ (ば)
命令形 こ・こよ (。)
活用の一覧
基本 五段活用 - 上一段活用 - 下一段活用
変格活用(古典のみ含む) サ行変格活用 - カ行変格活用 - ナ行変格活用 - ラ行変格活用
古典のみ 四段活用 - 上二段活用 - 下二段活用
ネタ性の高いもの バ行変格活用