コンフランサントノリーヌ首切り殺人事件
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コンフランサントノリーヌ首切り殺人事件とは、2020年10月16日にフランスの首都であるパリ近郊のコンフランサントノリーヌで起こった刃物による殺人事件である。
概要[編集]
2020年10月16日、パリ郊外のコンフランサントノリーヌで「不審者がいる」という通報で駆け付けた警官が、首を切断された死体を発見。近くにいた犯人と見られる男が刃物で警官を威嚇したため射殺された。首を切断されたのは地元の中学校教師の男性(当時47歳)。この教師は歴史・地理の教員で、授業で表現の自由に関してイスラム教の預言者であるムハンマド(ムハンマド・イブン=アブドゥッラーフ)の風刺画を生徒に見せて使ったことで、反感を持たれたと見られている。ただし、教師は授業の際にイスラム教徒の生徒に教室外に出るように配慮していたとされ、この授業の内容が漏れたのはそれに反発した一部の保護者が反発してインターネットで拡散したと見られている。
射殺された容疑者はモスクワ生まれの18歳の男でチェチェン系とされる。警官に対して「アラー・アクバル」(神は偉大なり)と叫んだという。