キュウリ

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キュウリ(きゅうり)とは、植物界種子植物門被子植物亜門ウリ科キュウリ属の草本である。
中國からは西方(中央アジア)から伝わったとされ、「胡」の名がつけられている。

概要[編集]

夏野菜の一種で、細長い緑色の果実を食用にする。果実の表面には少しトゲがあって、新鮮なものほど棘に触ると痛い。 インドが原産で、我が国には遅くとも平安時代には渡来しているが、当時は熟した果実を食用にしていて、この食べ方は江戸時代まで続いた。 現在は未熟な果実を生食する。
そもそも、果実を熟すまで成らせておくと株に負担がかかり、収穫量が激減するし、果実も酸っぱくて苦いため、とてもじゃないが、食えたもんじゃあない。これを、通称「ヘボ」という。

生態[編集]

蔓性の一年草植物で、夏に黄色い直径2cm弱の黄色い花を咲かせる。単為結実という性質のため、受粉しなくても果実は育つが、種子ができない。

キュウリの食べ方[編集]

名称の由来[編集]

「元々は黄色く熟した果実を食べていたため、黄瓜と呼ばれていたのが訛ってキュウリとされた」など、名称においては諸説ある。

関連項目[編集]