キュウリ
ナビゲーションに移動
検索に移動
キュウリ(きゅうり)とは、植物界種子植物門被子植物亜門ウリ科キュウリ属の草本である。
中國からは西方(中央アジア)から伝わったとされ、「胡」の名がつけられている。
概要[編集]
夏野菜の一種で、細長い緑色の果実を食用にする。果実の表面には少しトゲがあって、新鮮なものほど棘に触ると痛い。
インドが原産で、我が国には遅くとも平安時代には渡来しているが、当時は熟した果実を食用にしていて、この食べ方は江戸時代まで続いた。
現在は未熟な果実を生食する。
そもそも、果実を熟すまで成らせておくと株に負担がかかり、収穫量が激減するし、果実も酸っぱくて苦いため、とてもじゃないが、食えたもんじゃあない。これを、通称「ヘボ」という。
生態[編集]
蔓性の一年草植物で、夏に黄色い直径2cm弱の黄色い花を咲かせる。単為結実という性質のため、受粉しなくても果実は育つが、種子ができない。
キュウリの食べ方[編集]
- サラダ
- 漬物(ピクルス、しば漬け、浅漬)
- もろきゅう
- 冷やし中華
- 寿司(かっぱ巻き)
- シーチキンサンド:シーチキンとマヨネーズを和えたものに刻んだキュウリを混ぜてパンにマーガリンと辛子を塗って挟んだもの
名称の由来[編集]
「元々は黄色く熟した果実を食べていたため、黄瓜と呼ばれていたのが訛ってキュウリとされた」など、名称においては諸説ある。
歌[編集]
1986年頃のイトーヨーカドーの青果売り場では「キュウリの歌」という販促ソングが流れていた。なぜ野菜としてメジャーなキュウリに販促ソングを流してまで売り込みをかけていたかは謎である。