キタチョウチンアンコウ
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キタチョウチンアンコウ(北提灯鮟鱇,Himantolophus borealis)とは、アンコウ目チョウチンアンコウ科に属する深海魚の1種である。
概要[編集]
今までに5回しか発見されていない物凄く珍しい種。
4例目の個体は、2019年4月14日に青森県で発見され、体長25㎝、体重906gだった。京都大やアメリカの専門家によりキタチョウチンと分かった[1]。当初は誘因突起の先端が複数に分かれているため、この個体はキタチョウチンアンコウに似るが別種かもしれないと言われていた[2]。
5例目の個体は、2021年3月上旬に宮城県金華山沖で捕獲された。この個体の標本は仙台うみの杜水族館で展示されている[3]。
種小名の「borealis」は和名と同じく『北』という意味である。
出典[編集]
- ↑ “青森・八戸の沖合で珍魚を発見 世界4例目のアンコウか”. www.chibanippo.co.jp. (2019年4月19日) 2023年10月17日閲覧。
- ↑ “キタチョウチンアンコウ?八戸港に謎の魚”. www.toonippo.co.jp. (2019年4月12日). オリジナルの2019年4月17日時点によるアーカイブ。 2023年12月1日閲覧。
- ↑ 武井風花 (2021年5月3日). “謎の深海魚、水族館で展示中 客は「未知を感じる」”. www.asahi.com 2023年12月1日閲覧。