エナジードリンク
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エナジードリンクとは、カフェインや砂糖を多く含む飲料の総称。よく徹夜などの重い作業をする際に飲まれる。
概要[編集]
レッドブルやモンスターエナジーに代表されるドリンクであり、アルギニンや糖類、比較的多量のカフェインを含む商品が多い。コンビニや自販機でも購入することができ、割高ではあるが比較的手軽にカフェインを摂取できるため眠気覚ましとして飲用するユーザも多い。
海外ではタウリンを含むエナジードリンクも販売されているものの、日本では薬機法の関係上医薬品に分類されてしまうことからエナジードリンクとして販売していることも多い。
リスク[編集]
多量の糖類やカフェインの含有が健康上のリスクになると言われており、2011年にはモンスターエナジーを1.4L飲んだ14歳が死亡するという事故もあった[1]。このケースでは約480mgのカフェインを摂取しており、カフェインが不整脈を誘発したことが死因と判断されている。また、日本でも2015年にエナジードリンクを摂取して死亡というニュースがあったが、これはエナジードリンクに加えてカフェイン錠剤を多数服用していたことが原因のカフェイン中毒死である。なお、モンスターエナジーのカフェイン含有量は1缶150mgであり、モンスターエナジーだけでカフェイン中毒死に至るためには10L以上を飲まなければならないとされている。
また、カフェインだけではなく多量の糖類も大きなリスクとなっており、日常的に飲み続けると脂肪肝(非アルコール性脂肪肝)になる確率が飛躍的に高くなるといわれている。
なお、リトアニアでは未成年者へのエナジードリンクの販売を禁止するなど、販売を規制する動きもある。