スポーツドリンク
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スポーツドリンクとは、経口補水飲料をいう。もとは鉱山労働者の脱水症状の防止のために開発されたもの。
概要[編集]
成分としては、点滴用の生理食塩水がベースである。ただし、このままでは水分補給の役に立つだけで味がよくないので、クエン酸やビタミンC(アスコルビン酸)、カップリングシュガー(果糖葡萄糖溶液)、幾種類かの必須アミノ酸などを加えるなどして味を調えたものである。
人間生活との関わり・利用[編集]
若干の問題点としては、ガブのみして一時に大量に水分を補給すると、身体がついてゆけずに体調がおかしくなる点がある。そのためスポーツの試合などで使われる容器は(一気にガブ飲みできないように)ストローつきのプラスチックボトルが用いられることが多い。[1]
病人用のスポーツドリンクの代用品としては、鶏と豆(あるいは米)で作ったコンソメスープ(固形分は漉す)などが用いられ、ほどほどに加熱して供すと一気飲みしないので好適だという。固形物が食べられるなら、出汁と白飯で玉子粥(中華粥とか「おじや」に分類されると思うが)はスポーツドリンクと同様に経口補水の効果がある。
代表的な製品[編集]
脚注[編集]
関連作品[編集]
関連項目[編集]
参考文献[編集]
・「日経サイエンス」(旧称は「サイエンティフィック・アメリカン日本語版」)のバックナンバーに、スポーツドリンクに関する記事があった。