エクセルグランデ刈谷銀座タワー

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エクセルグランデ刈谷銀座タワー(エクセルグランデかりやぎんざタワー)は、愛知県刈谷市銀座3丁目にある高層マンション

特色[編集]

名鉄三河線刈谷市駅の西側に広がる刈谷市の旧市街に位置する。地上28階、高さ約95m、総戸数81戸。刈谷駅南口のAKARIYA(地上23階、高さ約82m、総戸数129戸)を上回って刈谷市最高層の建築物である。

沿革[編集]

かつて周辺には「刈谷初のアーケード街」である刈谷銀座アーケード街があった。エクセルグランデ刈谷銀座タワーが建つ場所は1954年まで刈谷町役場/刈谷市役所があり、1960年以後には「刈谷初の高層ビル」である銀座センターがあった。銀座センターは2009年以降2010年以前に取り壊されている。

その後、刈谷市はこの市有地を持て余していたが、銀座地区周辺の土地開発について民間事業者から提案を募る公募型プロポーザルを採用。3者の応募の中から、地元の建設会社である角文が代表の刈谷中町まちづくり共同事業体が事業者に決定。刈谷市が銀座3丁目・4丁目と寺横町5丁目の市有地6000平方メートルに定期借地権を設定し、それを賃借する事業者が施設を整備運営する。

共同事業体は刈谷市最高層となる32階建のビルを2020年3月までに建設する予定。97メートルの32階建てビル。5階から最上階を85戸の分譲マンション。1階と2階にはデイサービス施設と保育所を整備。1000平方メートルのスーパーマーケットも併設。

刈谷市は市有地に63年間の定期借地権を設定し、角文が代表企業の刈谷中町まちづくり共同事業体が32階建てのビルを建設運営する計画。コンセプトは新しい城下町の復活。月3000万円以上の経済効果や雇用創出を見込む。かつて商店街にあったアーケードを再現したり、高層階に市民向けの集会場を設ける予定。万燈まつりの際には立体駐車場の一部を桟敷席として開放することも計画。

参考文献[編集]

  • 「刈谷・銀座に32階ビル 市再活性化計画案決まる」中日新聞、2015年2月13日
  • 「銀座地区の再開発 ビル概要など説明 刈谷で建設会社」中日新聞、2015年2月19日

外部リンク[編集]