インドシナトラ
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インドシナトラ(学名:Panthera tigris corbetti 英名:Indochinese tiger)とは、トラの亜種である。
概要[編集]
全長は、2.3~2.85mで、体重、100~195kg。
タイとミャンマーの熱帯林に生息する。[1] インドシナトラは、Panthera tigris tigrisの同亜種であるという研究結果もある。
体長はアムールトラやベンガルトラよりも小さく、頭蓋骨も小さい。[2]
体色は、ベンガルトラよりかは暗い色で、アモイトラよりも明るい色である。 縞は太くて、数が少ない。
伐採や密猟が原因で、個体数が減っている。[3]
元々は、ミャンマー、タイ、カンボジア、中国、ラオス、ベトナムに生息していたが、カンボジア・ラオス・ベトナムでは絶滅し、ミャンマー東部では絶滅寸前になっている。繁殖できる個体はタイとミャンマーにしかいない。[4]
2009年に、中国雲南省で住民が射殺した個体が、中国産インドシナトラの最後の1頭とされていたが、2010年2月17日にインドシナトラの足跡が発見され、最後の1頭ではないと判明した。[5]
マレー半島に生息するトラはインドシナトラとされていたが、遺伝子調査をした結果、別亜種であると判明した。
脚注[編集]
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- 出典