アラビアータ
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アラビアータ(イタリア語: all'arrabbiata)とは、パスタ料理の一種である。ペンネを用いることが多く、その場合は「ペンネ・アラビアータ」となる。なお、純粋なイタリア料理であり、地名のアラビアは全く関係ない。
概要[編集]
アラビアータとはイタリア語で「怒りんぼ」の意味を持つ言葉であり、食べた人が辛さでまるで怒っているかのように見えるのが由来の一つともいわれている。唐辛子の辛味を効かせたソースとパスタを絡めて食べる。材料がシンプルであり、手軽に作ることができる。自分で作る場合は辛さを自由に調節できるため、マイルドな辛さから激辛まで自由に作る事ができる。
ペンネを用いた場合は「ペンネ・アラビアータ」、スパゲッティを用いた場合は「スパゲッティ・アラビアータ」となる。
作り方[編集]
ソースの作り方は簡単で、まずニンニクと唐辛子をオリーブオイルで弱火で炒める。香りが立ったらトマトピューレやトマトソースなどを加えて調味料で味を調えるだけである。好みでオレガノやバジルを入れたり、デスソースで辛味を増強しても良い。このソースを茹であがったパスタに絡めれば完成である。
その他[編集]
イタリア料理店チェーンのサイゼリヤにおいて、2021年の夏ごろ、突如としてペンネ・アラビアータがメニューから消え、スパゲッティ・アラビアータとなった。このことでファンから多数の悲鳴があがった。なお、同年末にはペンネとスパゲッティの選択式で復活した。