激辛

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激辛(げきから)とは、非常に辛い食べ物をいう。1986年新語大賞となった。転じて、厳しい評価を意味するようになった。

経緯[編集]

辛い物を食べると脳は痛みがあると感じ、快感物質のエンドルフィンが分泌される。タイインドなど気温の高い国で辛い物を食べる食文化が多いのは、夏に辛い物を食べると汗が出て、しばらくすると体温が下がるためである。冬は体温が上がる。また辛み成分は、体内の脂肪を燃焼させる働きがあるという。

「激辛」の用語は、辛口せんべいを発売した、神田の煎餅屋「淡平」店主鈴木昭による造語である。鈴木昭は1986年の新語大賞・銀賞を受賞した[1]1980年代には第一次 "激辛ブーム"が全国でおき、キムチ鍋や、エスニック料理ブームが起き、さらに「とうがらしの種」(みながわ製菓)も売り出された。

2000年代の第二次激辛ブームは「暴君ハバネロ」というお菓子が火付け役といわれる。

用語の評価[編集]

いずれにしても、「激辛」は一時の流行語は脱し、定着したと言える。

参考文献[編集]

  1. 1986年 授賞語自由国民社