アダムズ方式

アダムズ方式（アダムズほうしき）とは、議員定数を人口比に基づいて配分する計算方法のひとつであり、地域ごとの人口比を正確に反映しやすい。アメリカ合衆国の第6代大統領・ジョン・クィンシー・アダムズが提唱したと言われ、小選挙区で適用する場合、各都道府県の人口を「ある数X」で割り、出た値の小数点以下を切り上げてその選挙区の定数とする。Xは定数の合計が総定数と等しくなるよう調整する。平成28年（2016年）の法改正で、2020年国勢調査の結果に基づいて導入することが決まっている。実際の選挙に適用されるのは2022年の見通しである。