とんだ一杯食わせ者

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

とんだ一杯食わせ者(とんだいっぱいくわせもの)とは、昭和時代に鳴り物入りでシリーズ参加を発表された外国人レスラーで期待外れに終わった選手の事を指す。

概要[編集]

プロレス界ではとにかく話題先行で、未知の強豪だと散々宣伝したのに来日してみると実力の方はさっぱりで、「金返せコール」が起きるようなレスラーが多数来日している。例えば、全日本プロレスに、キラー・トーア・カマタの子分としてきたグレート・マーシャル・ボーグという選手は、まずあだ名が「殺人機」で、対戦相手を死亡に至らせたという噂と共に、あらゆる格闘技をマスターしたという触れ込みで来日したが、空手はおろかプロレスすら満足にできなかったでくの坊で、その正体はスーパーマーケットでデカいのがいたのでスカウトしただけの男だった[1]

他にも、新日本プロレスには、筋肉美のある長身の選手。ヘラクレス・ローン・ホークを猛プッシュしたが、来日して見たらカナディアン・バックブリーカーも満足にできず。ある選手がシュートを仕掛けて懲らしめたら、アメリカの大使館に助けを求めたという話である。

異種格闘技戦では、アントニオ猪木と対戦する前、梶原一騎原作の劇画で散々持ち上げられていたのにさっぱりだったMr.Xジャイアント馬場と巨人世界一を決めたいといって来日した割には試合ではキックを繰り出してはスッ転んでばかりいた、パキスタンのラジャ・ライオンが有名である。

脚注[編集]