うしろの百太郎

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うしろの百太郎』(―ひゃくたろう)は、1973年から1976年にかけて週刊少年マガジンで連載された、オカルト漫画である。

概要[編集]

作者は『空手バカ一代』で作画を担当したつのだじろうで、怪奇漫画の先駆けとなり、全国の小中学校でこっくりさんを流行させ、心霊写真のブームの先駆けともなった心霊界の金字塔とも言える漫画である。

作中では沖縄妖精召喚する方法や、守護霊を見る方法、守護霊と交信する方法などが描かれているが、挑戦したことがないため真相は不明である。当時の単行本を取り寄せれば可能なので、我と思わん無神論者は是非試していただきたい。

あらすじ[編集]

後一太郎の父親は心霊研究家であり、守護霊の話をする。父親の仕事が心霊研究科なので霊を信じないクラスメイトに馬鹿にされる日々である。ある日、妖精などいないとクラスメイトにいわれた一太郎はある手法を使って、沖縄の妖精を召喚するが、クラスメイトはそれを壊してしまう。妖精の怒りを買ったクラスメイトは異世界に飛ばされてしまい一週間後に東京にいたのに静岡で発見される。その後、一太郎はやはり霊を信じない教師に因縁を付けられてこっくりさんを公開ですることになる。キツネの霊の召喚中に、件の教師がキツネを馬鹿にしたのでキツネは怒って教師の殺害を宣告する。その後教師は狐憑きとなる。その後催眠術師が学校にやってきて、こっくりさんは自己催眠だと説明する。 クラスメイトに落ち武者の霊が憑りついてとり殺されたりするエピソードや、どざえもんのエピソード、犬神つきの話や霊界通信の話などがある。

エピソード[編集]

守護霊を見る方法では、守護霊と約束を交わさなくてはならない。作者のつのだじろうは、神棚を祀るとの約束をしたが忙しさにかまけて放置していた。そうしたら、ある晩、寝苦しくなり守護霊と交信したところ神棚を祀らない事に怒っていたと判明。あわてて神棚を祀ったという。なお、どうやら寝苦しさの正体は幽体を引き出されていたと判明した。